6・7・8月 世界の料理
6月 アメリカ料理 ガンボ
ガンボは、フランス語(GOMBO)で「オクラ」のこと。
魚介や鶏肉等をベースとしたスープで、オクラやお好みの香味野菜等を煮込んで作ります。フランスやスペインの食文化を背景に持つ人々が暮らすアメリカのルイジアナ州伝統の家庭料理です。
今回は、シーフードガンボ。オクラで適度なとろみがあり、魚介類のうまみもたっぷり感じられるスープでした。
7月 アフリカ料理 ボボティー
ミートローフが原型と言われているボボティー。南アフリカ共和国の国民食として親しまれています。肉と野菜、ドライフルーツなどを混ぜ合わせて容器に敷き詰め、ときほぐした卵をながしてオーブンで焼いた料理です。
ひき肉の塩加減を控えめにしてしまったので、レーズンの甘みが際立った優しい味に。ごはんのおかずには、もう少し塩分があると良かったと反省。次回は…。
8月 タイ料理 ガパオライス
ガパオライスはタイ料理のパッガパオガイ(鶏肉のホーリーバジル炒め)が原型の、豚ひき肉と赤パプリカをホーリーバジルと一緒に炒め、ナンプラーや砂糖で味付けし、日本人が食べやすくアレンジした料理。発祥はタイと言えますが、ガパオライスは日本特有の料理名です。
タイで「ガパオライス」と注文するときは「ガパオライス」と伝えてしまうと、「ホーリーバジルとごはんだけ!?」と驚かれてしまうかも。それではどのように注文すればよいのでしょうか。オーソドックスな鶏肉のガパオライスが食べたいときは「カウ
パッ ガパオ ガイ」と注文しましょう。「カウ」=ごはん、「パッ」=炒める、「ガパオ」=ホーリーバジル、「ガイ」=鶏肉です。「カウ パッ ガパオ」のあとに言う食材の名前を変えれば、鶏肉以外のガパオにもなります。「ムー」=豚肉、「タレー」=シーフードの意味です。
ナンプラーの風味も少し感じられる、しっかりとした味付けでご飯がすすむ一品でした。ご飯だけでなく、麺とも合うのでいろんなバリエーションが楽しめそうです。