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2024年10月02日
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実習生を受け入れています


 いこいの家では、発達に心配のある幼児の保育・療育に関心を持ち、実習を希望する学生等に、場を提供し、日常の保育・療育活動への参加を通じて、こどもたちへの理解と施設機能への理解を深めることを目的として、実習生の受入れを行っています。
主に保育士、社会福祉士、看護師等の養成校に通う学生の実習を受け入れています。

今年度、夏季に社会福祉士実習(ソーシャルワーク実習)を実施した学生さんより、いこいの家での実習を通して学んだこと、感じたことをまとめて、感想文を書いてもらいましたので、紹介します。

<静岡英和学院大学 岩下さん>

  今回私は25日間のソーシャルワーク実習をいこいの家で行わせていただきました。いこいの家に来るまで私は子どもと深く関わったことがありませんでした。最初はどのように関わったらいいのか分からず、積極的な声掛けや関わりを行なうことができませんでしたが、職員の方の日々のお子さんとの関わりから、声掛けの仕方や、一緒に遊べるように促す方法やなどたくさんのことを学び、少しずつ真似をしてお子さんとの関わり方を実践することができました。

また、いこいの家では地域支援事業も行なっており、地域との関わりや、他機関との連携も学びました。特に、地域で暮らす発達に心配のあるお子さんとその親御さんに対しての支援を行なっている親子教室からこのことを学ぶことができました。

お子さんと関わることのやりがいや楽しさと、お子さんとの関係構築の難しさとを短い実習期間の中から感じました。今回の実習で学んだ声掛けの方法や、お子さんの行動の促し方や、ポジティブな声掛けを意識することなどの学びを生かし、将来福祉職として働く際に生かしていきたいと思います。いこいの家のお子さんと職員の方、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

<静岡福祉大学 寺田さん>

 約一か月間の実習でたくさんの子ども達と関わりながら、いこいの家が地域で果たす役割について考え、理解することができました。地域にいる、発達に対して不安を抱えている親子を見つけ出し、保護者と相談しながら自立に向けて子どもの支援を進め、これから先の進路について一緒に考え、次の支援へつなげていく。親子と地域をつなげながら、社会資源を活用して、地域で自立した生活を送れるようにするための初めのステップを担っているのがいこいの家ではないだろうかと考えました。私は、児童福祉の分野で子ども達を支えられる人になりたいという思いから、社会福祉士を目指し始めました。そして今回の実習を通して、近くで子どもの成長を見守ることの楽しさややりがいを知り、より一層その思いが強くなりました。いこいの家で学んだことを忘れず、これからも児童福祉分野で活躍できる社会福祉士を目指して頑張ります。約一か月間、ありがとうございました。